レトロ|大阪の掛軸・工芸品・古美術品の販売・修復・買取なら古忨堂

1980年代から起こったレトロブームは、1920年代から1950年代（大正末期から昭和の戦後ぐらいまで）が対象とされ、様々なレコーダーの普及や画像の復元技術の向上により、当時の衣服や建築、家具などが流行しました。

2000年代の初め頃からは、1955年代から 1965年代（昭和30年代から40年代）の高度経済成長期を挟む時期が対象とされました。

元号が令和に変わってからは『平成』も懐古する時代になりました。

明治や昭和初期に建てられた有名な建築家による銀行や私邸、現代とは違う昭和の人々の民家。それらを巡り画像に残したり、ツアーを行う人たちもいます。

時代を経た建てものは、完全すぎる建物より味わいがあると人気があります。

カフェやブティックにリノベーションされ、現代建築とは別の安らぎを与えてくれますね。その中にはレトロなものたちがたくさん置かれています。

純喫茶や酒屋にかけてあったビールや清涼飲水の看板やポスター、当時人気のあったスターのブロマイド、セピア色のポストカードなどもコレクションしている人が多いですね。

懐かしい形のオートバイの部品、レコードは音質が違うと今も人気があるそうです。カセットテープのコレクターもいるそうです。

キッチュな柄のAラインの洋服やクラッシックなビーズバッグやピンヒールも今見ても斬新なデザインばかりです。

着物に手袋を合わせたモダンな着こなしも素敵ですね。

銘仙の着物も根強いファンがいるといいます。

食器も大胆な色使いと柄「カワイイ!!』と評判です。

それでも、なんと言っても魅力的なのは玩具（おもちゃ）ではないでしょうか。

子供の頃に買ってもらえなかったゴジラの人形やウルトラマンのベルトは成人した男性が「大人買い』するそうです。

リカちゃん人形は当時の女の子の憧れでありお友達だったでしょう。ポッポちゃん人形、ダッコちゃんも可愛いですね。

流線型のブリキのレトロカーを数えきれないほど集めているコレクターもいます。

ゼンマイ仕掛けの動物のおもちゃの動きは、おぼつかないところがたまらなく可愛いですね。

どこか不完全なところが愛される小物たちばかりです。

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