端午の節句の掛軸

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端午の節句の掛軸とは

端午の節句(節供)には兜や武者人形を飾り、男児が逞しく成長することを祈ります。​

菖蒲の節句とも言われ、夏に菖蒲の葉などを用いて邪気を祓う風習が、菖蒲=尚武と語呂を合わせたり菖蒲の葉を武士の刀に見立てることで、端午の節句=武者・兜となり、今の形になりました。​

現代では五月人形などを、初節句におじいちゃんおばあちゃんから孫の誕生祝いの贈り物にされる習慣も増えました。​

特にお2人目の男の子の御誕生や、人形を飾るスペースが限られている場合にお求めいただく兜の掛軸は、大変人気があります。​

文武両道に秀でる若武者のように凛々しい成長を祈ってお掛けください。​

また床飾りとして、御人形や兜を飾られる際の背景には、菖蒲の絵や鯉の瀧登りなどの掛軸がお勧めです。​

(画像)掛軸 出口華凰 兜

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端午の節句とは

端午の節句とは男の子、男児の誕生の祈りとお祝いの行事で健やかな成長、幸福を願って執り行われます。

一般的には五月人形と合わせて、具体的には兜飾りや鎧などを飾ってお祝いをします。

五月人形は男の子、男児の誕生を祈りお祝いするのが目的ですから、兜飾りのように男の子らしいものを飾るわけです。

子供が成人していたり独立している家庭でも、五月人形の代わりに五月人形をモチーフに描かれた掛軸が飾られることがあります。

兜飾りも鎧も、身を守る為のものですから、お守りの意味で五月人形や掛軸の絵になっています。

戦が当たり前だった時代は、子供が健やかに大人になれるとは限らなかったので、このように祈りを込めたお祝いが行われていました。

人気の端午の節句の掛軸は

人気の端午の節句の掛軸といえば、五月人形の定番刀 武具に兜 武者 鎧を始めとして、武士を尊び出世を願う菖蒲 昇り鯉が定番に挙げられます。

他にも桃太郎など童、鯉幟 鍾馗もやはり人気があるといえるでしょう。

刀 武具はストレートで分かりやすく、兜 武者 鎧は定番中の定番ですから、割りと選ばれやすいです。

菖蒲 昇り鯉、桃太郎など童も日本人に馴染みが深いので、これらも選ばれていますし人気です。

鯉幟 鍾馗のうち、鯉幟は端午の節句といえばというくらいの定番ですが、鍾馗は中国に伝わる神様のことで、魔除けの神様といわれています。

改めて端午の節句の人気の掛軸を考えると、いずれもこどもの日を連想させたり、ありがたみがあることが分かります。

端午の節句の掛軸はいつ頃掛ける?

兜や具足(鎧)、鯉幟などの節句の意味が強い掛軸は4月の中,下旬から5月いっぱいまでの間で飾ると良いでしょう。 もちろん5月5日ははずさずに。

季節ものとして掛けられる菖蒲や杜若(カキツバタ)は地域にもよりますが7月いっぱい、夏の間は掛けやすい掛物です

兜の掛軸

兜の掛軸の魅力は、何と言っても強くたくましい、男の子の成長を願うのに相応しいモチーフにあります。

兜の由来は男の子の身を守ることにあって、決して戦に送り出すという意味ではないです。

五月人形と合わせて掛軸も兜にすれば、雰囲気がより一層端午の節句らしくなるでしょう。

五月人形や兜の掛軸を掛ける意味は、男児が強く優しいおのこになることの祈り、願いにあります。

二人目の男の孫への贈り物にも最適ですから、十分に検討する余地があると思われます。

登り鯉の掛軸

登り鯉の掛軸の魅力は、やはりダイナミックに滝を登る鯉の姿でしょう。

登り鯉の由来である登龍門は、中国の黄河の上流に竜門と呼ばれる激流があり、その下を泳ぐ鯉が滝を登れば龍になるという言い伝えによります。

そこから転じて、現在では男児の健やかな成長の祈りを込める、掛軸を代表するモチーフの1つになっています。

五月人形と合わせて飾るのも良いですし、一体感が出て非常にマッチするはずです。

同性の二人目のお子様への贈り物にも喜ばれるので、登り鯉の掛軸はおすすめです。

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